離乳食の目的は、大きく分けると3つになります。
まず1つめは、「栄養の補給」です。生まれて間もない赤ちゃんは、体の機能や内臓が十分発達していないため、母乳やミルクなどの消化のよいものを食事としています。しかし、少しずつ成長するにつれて、各機能が発達し、活発に動くようになると、それに見合った栄養が必要になってきます。
そこで必要になってくるのが、離乳食なのです。母乳にもたくさんの栄養は含まれているのですが、赤ちゃんはそれ以上の栄養を摂らなければなりません。
2つめは、「咀嚼」です。咀嚼とは、ものを噛む力のことをいい、それまで噛まなくてもよい液体を飲んでいた赤ちゃんにとって、非常に重要な力であるといえます。
食べ物をしっかりと噛んで食べられることは、あごや顔の筋肉の発達に大きく影響し、さらには、歯並びや舌の発達にも関わってきます。噛むという動作は、脳細胞も刺激しますので、脳の発達を促すことにもなります。
そして3つめは、「味覚の発達」です。それまで母乳やミルクの味しか知らなかった赤ちゃんが、いろいろな味覚のものを食べることで、食べる楽しさを知ります。離乳食によって少しずつ味覚が発達することにより、自我が芽生えたり、さまざまな発達を促してくれます。
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