物を食べた時に感じる「甘い」「酸っぱい」「苦い」「塩辛い」「旨い」の5つの味を舌で感知して、脳に伝達することを「味覚」といいます。この味覚の基礎が形成されるのが、離乳食期の赤ちゃんだといわれています。
赤ちゃんから幼児にかけての味覚の発達は著しく、味覚に関して非常に敏感な時期なのです。ですから、離乳食期の赤ちゃんには、なるべく薄味のものを与え、素材そのものがもつ味を味わわせてあげることが大切です。
赤ちゃんの味覚は、母乳やミルクなどが基本となっていますので、それより濃い味のものには、最初は違和感があるはずです。そして、赤ちゃんの味覚は、お母さんよりもはるかに敏感なため、お母さんがおいしいと感じる味付けは、赤ちゃんにとっては、濃すぎるため、おいしいとは感じられないということになります。
赤ちゃんは、甘いものでも酸っぱいものでも、初めて口にするものには、複雑な表情をするものです。少しずつ慣れてくると、甘いものには、おいしそうな表情をしたり、辛いものや酸っぱいものには、顔をしかめたりするようになります。
この時期にできるだけたくさんの味を体験させて、味覚の基礎をしっかりと作ってあげることが、その後の味覚の発達のために重要になってきます。
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